トヨタ自動車をめぐる「意図しない急加速」問題で、米下院エネルギー・商業委員会は5日、急加速に絡む事故データ記録の提出など追加の情報開示を要求する書簡を送付した。
この中で急加速の原因として疑われるエンジンの電子制御システムに対する同社の調査内容は「現時点では不十分だ」と指摘した上で、調査に関与した幹部への事情聴取も求めた。
公聴会終了後も米議会による追及が続いている。
書簡はワクスマン委員長らが、米国トヨタ自動車販売のレンツ社長に送付。
トヨタ側がこれまでに委員会に提出した資料では、公聴会で焦点だった電子制御スロットル・システム(ETCS)を厳格に調査したとは確認できないとし、来週中に関係者への聴取に応じるよう要請した。
このほか、トヨタが打ち出している新たなブレーキシステムの装着状況や事故直前の運転操作などの記録情報、急加速に絡む同社への苦情の四半期ごとの報告など広範な資料の提出を求めた。
これに対しトヨタは、追加の情報開示に「協力する」との声明を発表。
「意図しない加速に関する検証可能な苦情は迅速に調査しており、顧客が車両や修理に確信が持てるようあらゆる努力を払う」と強調した。
また同社は、電子制御システムに問題がないことを示すための公開実験を8日に実施することを明らかにした。
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